2006年03月23日

南房総市民よ、怒りを炸裂させよ

 今朝、早起きする必要があって、ラジオのタイマーを04時50分に合わせました。放送局は、さいたま市のFM局、FMナックファイブです。
 リスナーからのメールを紹介していました。どうもこの日のテーマは方言とか地方語とかであったようです。
 その中に、世に知れたらただでは済まないだろうと思うものがありました。内容はこうです。

「千葉県では、嘘つきの人のことを『ちくらっぽ』と言う」

 これは明らかに差別用語です。

 まず、「ちくら」というのは、千葉県南端の町・千倉(現南房総市)のことではないでしょうか。
 次に、「〜っぽ」という接尾辞は主に蔑称につくようです。たとえば、被差別部落を指す言葉として「チョーリッポ」というのがありますが、江戸時代の被差別部落の職業をあらわす「長吏」という語に「〜っぽ」をつけたものです。
 そして、語の意味が「嘘つき」。差別用語には、他にも怖い・かっぱらいなど複数のバージョンがありますが、いずれにしてもマイナスのレッテル貼りをするところは共通しています。

 こういうメールを採用して番組で読んでしまう制作者のセンスを疑います。
 見損なったぜ、FMナックファイブ。好きな放送局だっただけに非常に残念です。
posted by 為栗 裕雅 at 12:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 思うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月10日

CI戦略を変えた(?)東急

 東急東横線の渋谷駅で買ったパスネットカード【写真左:クリックで拡大】を使っていて、何気なくカードの券面を見て驚いたことがあります。購入日は6日(月)。
20060310-1.jpg
(デザインについて語るのが目的ではありませんので、マルCがからみそうな部分にはモザイクをかけました)。

 東急の正式社名は「東京急行電鉄株式会社」といいまして、これまで印刷物のたぐいに会社の社名ロゴが入る際には「東京急行」というのを使っていました【写真右:別のパスネットカード】。
 今回のを見てみて下さい。「東急電鉄」というロゴになっています。正式社名が変わったわけではなさそうですが、いつから使い始めたんでしょうかね。少なくとも私は初めて見ました。
posted by 為栗 裕雅 at 15:29| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月01日

駿河と伊豆の境界について思索するが…。

 ひさびさの更新です。現在、本の再校戻しに追われているところです。疲れがかなり溜まってますので、ブログの更新で軽く現実逃避。


 静岡県三島市在住の私の知人が、「駿河××日記」というタイトル(仮名)でブログをやっています。この人と知り合ったのは3年ほど前なんですが、最近存在を知ったブログを一読して、私はたちまちこの人のファンになってしまいました。

 ところで、私は地理的な話題が好きなのですが、タイトルを見ていてハッと気づきました。
 三島って「駿河」だっけ?

 東西に長い静岡県は、西から「遠江」「駿河」「伊豆」の旧3国に分かれています。熱海だったら間違いなく伊豆でしょうが、三島や沼津は果たしてどっちなんだろう。

 沼津は「駿河」でしょう。何しろここには「スルガ銀行」の本店があります。
 JR三島駅からは、「伊豆箱根鉄道」というローカル私鉄が出ています。修善寺や伊豆長岡方面に行く電車ですから、まあ伊豆地方の電車ですよね。
 でも、この電車の路線名は「駿豆線」。つまり、駿河と伊豆を結ぶ路線ということなんですよね…。


 というわけで、地図で調べてみました。
 愛用している帝国書院の地図帳を見ますと、「旧国界」というのがありまして、芦ノ湖の西側から南西方向に線が延びております。この線は三島市の西側を通って、伊豆長岡の西側で海に接しています。
 つまり、三島市は「伊豆」であることが判明しました。

 しかし。
 この知人の勤務先は(場所は伏せますが)旧駿河国なんです。というわけで、ブログのタイトルが間違ってるというわけではないのですね。ちゃんちゃん。

 それにしても、伊豆と駿河の境界線は、かなり微妙なところを走っています。三島市は旧伊豆国なんですが、三島市街地と完全に一体化していると思われる駿東郡長泉町や清水町は、旧駿河国なんです。郡の名前からして「駿東郡」ですから。
 国境と聞くと川端康成の『雪国』が頭に浮かびますが、この知人は毎日「国境」を超えて通勤してるわけです。大変なことですな。

 ほなさいなら。
posted by 為栗 裕雅 at 02:01| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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